2014年8月29日金曜日

The sun also rises.

引退の2年か3年くらい前の試合で、
ギグシーのプレー観て誰か言ってたよね。
「技術は衰えない」
全くそのとおり。
馬鹿な連中。
昔とった杵柄って言葉を知らないのか?

長年かけて体得したものがそう簡単に忘れ去られるわけないだろ?
錆び付いたと頭が思い込んだらそうなるだけの話で、
脳が完全に切り替われば絶対にそれは戻る。
実際練習してなかったわけでもないし、闘ってなかったわけでもない。
学んだものはたくさんあったし、新しく身に付けたこともあった。
失ったものなんて実際はほとんどないのに
あの頃の輝きはないなんて
比べる価値のない物と
比べてわかった気になってるやつは
そのまま今まで通り
そこにとどまっていればいい。
進むんだ。
前へね。

誰も批判の対象にはならない。
結果の責任は自分にある。
スーパーな実力をみせられなかったというだけ。
幸運はいつでもやってくるわけではないが
前へ向いて進み続ける限り
それを掴む
そしてそこにエネルギーと情熱を注げれば
更なる高みへ行けるんだ。

baby
come home
There is a new world in there
Forever in me

明日は誰にでも平等には来ない。
今日が来てくれたことに感謝し、
恐れを捨ててただ前へ進もう。
わたしの幸せなど小さなものだが
生きている証なんてたいそうなものは別に欲しくないから
死ぬまで煩悩にまみれ
くだらない愚痴をいい、
愛する者の幸せだけを祈って生きる
くだらない人でいたい
一生
このまま
何者にもなりたくはない。

2014年8月10日日曜日

オラフ

『アナと雪の女王』。
観に行く前からきっとオラフはかわいいぞと思ってて。
やっぱり実際映画で観ても可愛かった。
夏に憧れる陽気な雪だるまのオラフは可愛いだけでなく
ちょいちょい殺し文句を吐くのです。
わたしがなんて素敵と思ったところは
どんどん冷えて凍っていってしまうアナを暖めるために暖炉に火をおこす
オラフにアナが溶けてしまうわって言うんだけど、
それに対してオラフは
「溶けてもいいよ、アナのためなら。」
って溶けかけながら言うんだ。
はぁぁぁ。
レアルマドリードとの試合でチチャリートに送ったベッカムみたいなクロスを観て
「溶けてもいいよ、シンジのためなら。」
って半分溶けながら思った。
太陽みたいに陽気でキュート。
わかるなあ、オラフの気持ち。

2014年8月1日金曜日

雰囲気でいこう

たまたまテレビでやってた『ブリッツ』。
ジェイソン・ステイサムが出るっていうんでね、アクション映画の気分じゃないけど
観てみたんですよ。
それがね、「いやん、シンジ。結構おもろいやん。」やった。
そう、シンジがステイサム好きって言ってたから。
あほや。
あほです。
シンジには悪いけど、正直期待はしてなかったのよ。
なんとなく映画とか音楽とかの趣味はミーハーなというかね、世間一般に流行っている物を観る、聴くという(いや、そういうところも大好きなんやで)勝手なイメージがあってね。
この設定に意味ある?とか犯人すぐばらしすぎ!とかいろいろ一理ある理由で駄目だしされてる映画でもあるようなんですが
私の気に入ったところは
イギリス臭です。
そう、イギリスクサいんです。
なんか落ちとか、私が勝手に思うに
設定トリックわざと大袈裟にしなかったんじゃないかと。
そこがなんとなくイギリス臭い。
イギリスのこと何もしらないから、どこがじゃ?って言われても
知らんがな!!ってキレるしかないけどな。
とにかくイギリス映画が大好きな私にとってイギリス臭さとは雰囲気やん。
雰囲気感じ取れないで頭でしか内容おえないならそれはつまんないと思うし。

しばらく、そうして映画を観たりしてわたしは『逃避』してた。
大好きなサッカーから。
はい、もう切り替えて大会楽しみます。
なんていいながら、W杯は後からじわじわ効いてくるボディーブローみたいに
わたしを凹ませていき。
もう、嫌いになったらどうすんねん!!
って思ったほど。
シンジ、実はコスタリカ戦以後のあなたの写真を観て
すごーく違和感感じてたん、当たってもうて。
気づいてる人、指摘してる人もいたからわたしの感じた物もあながち
勘違いではなかったんやと思うけど、
なんでこんな顔してるんやろ?
この顔はあかんやんて。
コートジボワール戦はショッキングだったよ。
何があってん?!てレベルの。
あんまり悲しくて
そしてしばらく逃避。
もちろんW杯は面白かった。
わたしのアルゼンチン優勝予想はわりにいいとこいってたし。
ブラジルの優勝はない!と言い切ったのは開幕戦で泣いてる顔を観た時に。
やっぱ、雰囲気やん。
アルゼンチンを優勝候補に挙げたのはディマリアが居るから。
根拠はない。
ただ、ユナイテッドと対戦した時一番すげえなって思った選手だったから。
それも、あながち間違ってなかったかもと今になって思い。
ディマリアが怪我で離脱せんやったらアルゼンチン優勝あったかもって言う人けっこういるもんな。
MVPはメッシやのうて、今大会わたしがこころを奪われたのはマスチェラーノ。
カンナバーロがMVPやった時みたいに感動したよ。
そしてこんなすごい選手達が理屈やなく必死こいてやっても負けるのがW杯なのに
そら日本、あれじゃ勝てんわな。
戦術、采配、方向性、コンディション調整ごちゃごちゃ言うけど
なんかそんなんじゃないような気がする。
そう、これも雰囲気さ。
とにかく、ワールドクラスの選手達がめっっちゃやる姿にどんどんこころが
癒されていって。
ってなんか変やけども、やっぱサッカーはええな。
理屈ちゃうなと改めて思う。

けれどもPSMが始まり、
シンジがピッチをかけまわれば
やっぱりもっともっとと思ってしまう
ICCも結構面白かったし、
落ちたり上がったりしながら
またやってこうっと。