2013年1月29日火曜日

セクシーフットボール考

セクシーフットボール
て聞くとまずルート・フリットのこととか野洲高校のこととかが浮かぶ。
意味を調べると“テクニックやパスワークで観客を魅了するサッカー”てな感じにだいたい書いてある。
う〜ん。
わかるけどなんかしっくりこない。
乾とかをセクシーフットボールの象徴みたいにいうあれもあるけど、それをしてなんかテクニックのあるおしゃれなプレー(ノールックのヒールパス?みたいな)ものを単純に指すような風潮にもなってるようで。
でも、度素人目にみても
いや、度素人的に感じてもなんかしっくりこない感がずーっとあって。
時々思い出したようにぐぐったりすんだけど、どうもいい答えが出てこなくて。
そしたらある記者の人のブログに書いてあったことがようやくしっくりきた。
以下抜粋

「相手ディフェンスをドリブルなどで一枚ずつはがして迫っていく=服を一枚ずつ脱がして迫っていく」
との意だったそうだ、そもそもは。サッカーを女性に、ゴールネットを○○○に、相手ディフェンダーを服にたとえていたわけですね。ビフォー野洲は、一気にゴール前に長い球を上げたり、FWがこじ開けたりするサッカーが高校では主流(国見高校や鹿児島実業のタテポンサッカーと言われるもの)で、一枚一枚もっとじらす感じを山本監督が「エロイやろ?」といい、それを「セクシー」と表現したのが発端だったそうだ。
(中略)
ともあれ。
ゴールはエクスタシー。ツッコメよって話。シュートを撃て。
迫り上手のツッコミベタ。あるな。やたらガツガツがっつくサッカー。あるね。
サッカーはセックスのアナロジーだから、こんなに愛されているのだろうかね。
だから入れ方にみんなが夢中になる。


なんだか妙に腑に落ちる。
エロいプレーってのもこれならわかる。
そうか、どうしてもっと早く言ってくれないんだ。
ちなみにアナロジーとは

アナロジーとは簡単に言うと、ある複雑なものごとを説明する際に、
同じ特徴をもった、もっと身近な物事にたとえて説明することをいいます。


とのこと。
あの繊細なファーストタッチがたまらなくエロいと感じるのはそういうことか。
ガサツなのはやだもんね。